February 24, 2009

Guggenheim Museum

Guggenheim Museumに行ってきた。前回も来たので今回で2度目。
前回は写真中心の展覧会だったけど、今回はまた新しいものが企画されていた。今回のメインはThe third mind。アメリカの現代美術がアジアの芸術、哲学からどう影響を受けてきたのかが年代、テーマごとに展示されていた。
Guggenheim Museumの特徴と言えば、なんと言っても美術館の建築。フロアが明確に別かれているわけではなく、スロープで徐々に徐々に上に登って行くという構造。その特異な構造から、NY市が施行許可を降ろすまでに数年がかかった。スロープなので、常に床が傾いていて、観覧者に対してプレッシャーを与えるという批判もある。確かに見ていてそう感じる、それでも、この美術館はすごい。
とりあえず、美術館の隣のカフェで朝食を食べてから、入場。今回も音声解説機を持って回った。
今回の展覧会は100人以上の作家の作品が集められていて、全員がアジアの精神に影響を受けている。中にはWalter De MariaやJackson Pollockなどの作家の作品もあった。中には日本や中国で禅や書道などを本格的に学んだアーティストも多くいた。
初めに出てきたのは、The Third Mindの展覧会全体を象徴するJames Lee Byaersによるインスタレーション。豊臣秀吉の金の茶室を彷彿とさせる、キューブ。真ん中に棺桶が配置されていて、壁、床、天井には金箔でできた落ち葉が付いていた。死という存在を中心に置いて、考えるというコンセプトは日本の武士道や禅と強い繋がりを感じた。
どの作品も、死であったり、宇宙、無心、無など森羅万象を元にしていた。
書道での筆の果たす役割も興味深かった。筆で書いた線には筋肉(muscles)、骨(bornes)、新鮮さ(fresh)、血(Blood)の4つの意味があり、一筆一筆に魂が籠っている。Jackson Pollockもそこに注目し、影響を受けていた。
形を作ることに主眼を置くのではなくて、無心から生まれたもの、無心の状態での自然な筆の動きを重視した作品が多かった。

先日のオスカー賞を総嘗めにしたのは、英国製インド映画のSlumdog Millonaire。経済だけではなくて、文化面でもインドが追い上げてきていることを世界に証明した。
漫画、アニメなどポップカルチャーを世界に誇る日本。
アジア人、特に日本人として、アジアカルチャーの凄さを改めて感じさせられた展覧会だった。行って本当に良かったと思う。

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