February 23, 2009

International Center of Photography

最初に行ったのは写真をメインで展示するInternational Center of Photography。
結論から言うと、予想外の収穫。
行われいていた展覧会は四つ。
Wired Beauty: Fashion Photography Now
This Is Not a Fashion Photograph
Edward Steichen: In High Fashion, The Conde Nast Years, 1923-1937
Munkacsi's Lost Archive
2フロアに渡って4つの展覧会が行われていた。
その中でもメインはWired BeautyとEdward Steichen。

入って直ぐ、ファッションフォトを展示したWired Beautyが始まる。ファッションフォトと言えば、僕にとってもっともなじみのある写真かもしれない。普通の人の2倍、3倍はファッション誌を読むので、この手の写真は他の人より馴染みがあるかもしれない。ただ、今まで、ファッションフォトをアートという視点から見たことが無かった。普段は、自分が着たい服、いいなあと思う服を探しながら眺めている分、商業的な視点に近い。この展示の狙いは、ここ2〜3年で大きく変化しているファッションフォトを展示するというもの。ファッションフォトは商業的な側面と芸術的な側面とを兼ね備えている必要がある。雑誌として、読者に商品を紹介するという役割と、その商品のコンセプトを活かし、いかに美しく写真としてフィルムに納めるのかという2つ。いかに消費者に対して、この商品は素晴しいかと伝えるために芸術性を加える。そして、その今回の展覧会は、その芸術性に視点を置いていた。キュレーターによれば、「時に、それはファッションフォトとということを、忘れさせ、幻想の世界に誘う」ということらしい。
展示されていた写真は、コンピュータグラフィックで加工されたものもあれば、ハンドライティングのイラストレーションが加えられたものもあり、勿論なにも加工されていないものあった。展示方法は、雑誌と同じく紙に写真がプリントアウトされたもの。ファッションフォトは、ほとんどの場合、その形で僕たちの目に触れている。だから、自ずと展示方法もそうなる。
ファッションフォトは、商品である洋服や靴などのアイテム、被写体となるモデル、スタイリング、ヘア・メイク、カメラマンの描写技術などが一つになったものが、ファッションフォトだと思う。
写真は、カメラマン、雑誌などによって分類されていた。
主な写真家は、Hedi Slimane、Karl Lagerfeld、NIick Night、Terry Richardsonなど僕も聞いたことがある写真家から、初めて聞く写真家までいろいろ。
個人的に気になった写真家は、Marcus Roy Hoffman。多分、SoHoのユニクロオープンの際のUNIQLO PAPERの写真はこの人だと思う。独特の淡い色使い、モデルの雰囲気がすごくいい。

This Is Not a Fashion Photographはかなり小さいコーナーだった。パーマネントコレクションからの抜粋で、写真家達がファッションフォト特有の「人工」な雰囲気ではなく、より「自然」な雰囲気を求めて撮ったものが展示されていた。

Edward Steichen: In High Fashion, The Conde Nast Years, 1923-1937は地下のメイン。写真家Edward Steichenが生涯で撮った写真を展示していた。彼が芸術としての写真を確立するまでの葛藤がメイン。彼はファッションフォトの礎を作った人物。白黒の写真がほとんどだった。1920年代から、ファッションフォトを撮っていたというのには驚いた。彼が写真を撮って、それを選ぶという過程が記録された映像もあった。もちろん無性で白黒だったけど、こうゆう過程で写真は撮られて、選ばれて行くというのがよくわかるものだった。

Munkacsi's Lost Archiveは、地下の一角にあった。この頃には疲れていたので、あまり覚えていない。

僕の中では、写真自体がなぜ芸術として成立するのかと言う疑問がずっとあった。12月にGuggenheim Museumで初めて写真の展覧会をみてからその疑問は徐々にだけど解けつつあるように思う。写真家がどうゆう思いを込めてファインダーを覗いて、シャッターを切るのかが徐々にではあるけれど、理解出来るようになってきた。もちろん、僕も普段から写真は撮る。その時は、ただ「奇麗だ」と思ったものを撮る。でも、こうゆうコマーシャリズムも表現しなければないらない写真の場合、コンセプトがあってそれをいかに表現するのかという葛藤がある。それが少しづつだけど理解出来るようになってきた気がする。

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